１２月１８日、曽慶６区自治会では地元の熊野神社と山神社に大しめ縄を奉納しました。このしめ縄奉納は３０年ぐらい前に当時の同自治会「熟年部」という組織(昭和一桁生まれ世代が中心)が地元の神社を大切にしようと始めた行事で、数年前から順次いまの世代に引き継がれていったものだそうです。

　しめ縄づくりは、材料となるスゲ(菅)の刈り取りや乾燥から始まり、なう前にもたくさんの工程があります。１７日には自治会館を会場に１２人ほどが参加し共同作業で縄になっていき、１８日の昼頃までに大小８本のしめ縄が出来上がりました。

　午後からは熊野神社の鳥居、仁王像、拝殿、本殿、氏神様のほか、神蔭の山神社の鳥居と社に取り付け、新年を迎える準備が整いました。

　このような作業は人から頼まれてできるものでもなく、代々受け継がれていくもの、そしてこのような共同作業によって地域の結びつきが強くなっていくものだと感じました。